トラの威を借る男
ある秋のヒマでヒマでたまらなかったある昼下がりのこと。
その男は1人でやってきた。
どうやら部屋を探しに来たらしく、来店は1度目ではないらしい。
本来の斡旋担当は外出しており、別の女性社員が変わりに対応していた。
※本当は関西弁でのやりとり
「住民票持ってきてるんだから、入居させろよ」
「審査があるので、まだできません。」
「前来たとき、住民票持ってきたら入居できるって言ってただろ!!」
「審査があるので、申し訳ありませんが、まだできません。」
「なに~、俺の親父は○○組の△△だぞ!」
おそらく、自分の言っていることが通じなくて、思わずそんなことを発し
たのだろうが、あくまでもその地方だけの話。私はそれが誰なのか全然分
からなかった。
そのとき居たのは滋賀の某不動産会社。かなり田舎だったからそんなこと
もあったんだろう。
担当した女性社員もキョトンとしていた。
いまどきそんなこと言うって、かなり恥ずかしい。
その男は1人でやってきた。
どうやら部屋を探しに来たらしく、来店は1度目ではないらしい。
本来の斡旋担当は外出しており、別の女性社員が変わりに対応していた。
※本当は関西弁でのやりとり
「住民票持ってきてるんだから、入居させろよ」
「審査があるので、まだできません。」
「前来たとき、住民票持ってきたら入居できるって言ってただろ!!」
「審査があるので、申し訳ありませんが、まだできません。」
「なに~、俺の親父は○○組の△△だぞ!」
おそらく、自分の言っていることが通じなくて、思わずそんなことを発し
たのだろうが、あくまでもその地方だけの話。私はそれが誰なのか全然分
からなかった。
そのとき居たのは滋賀の某不動産会社。かなり田舎だったからそんなこと
もあったんだろう。
担当した女性社員もキョトンとしていた。
いまどきそんなこと言うって、かなり恥ずかしい。