気を遣えない男
ある土曜日のこと、本来ならば休みであったが、急遽出勤することになった
日の話である。
少し前に契約した曲がった友情を持つ男たちの駐車場がなかったので、
徒歩1分ほどにある某分譲マンションの空いている駐車場を紹介していた。
その契約書に記入・捺印したものを預かったものと駐車場の契約に必要な
金銭を持って今度は管理会社へ持って行こうと電話をして30分後に伺う
アポまで取っていた。
休日出勤ということもあり、いつもの会社のロゴが入っているクルマ
(・・・と言っても個人の所有)ではなく、プライベート用のクルマで
その会社へ行った。
予定通り30分後にその会社の前に到着。そのビルの入り口付近に
「御用がある方以外は駐車しないでください」
と書いてあったので、
『御用があるからきましたよ』
と思いながら駐車して、その会社がある階へ向かった。
担当の方宛に伺うと事務所の中に通され、担当の方のする横にある
ちょっとした応接用のソファーがあったので、そこに座って待っていた。
彼は何か書いていた。
・・・5分過ぎ。
・・・10分過ぎ。
・・・20分過ぎ。
もう我慢できんと思い、
「あの~まだかかりそうですか?」
「あぁ分かりました。」
『なんじゃ、分かりましたって。こっちはずっと待っていたのに・・・。』
「契約書とお金をお持ちしました。」
と、彼に手渡すといまさら領収書を書き始めた。
『アポ取った時点で用意すべきだろ!!』
心の中で思いきり叫んだ。
しかも領収書一つ用意するのにまた5分くらいかかった。
結局、10分ほどで終わりそうなことを40分ほどかけられてしまった。
そして、帰ろうとビルの玄関前に行くと・・・。
おまわりさんがいた。
「これ、あなたのクルマですか?」
「そ、そうです。」
「駐車違反だから・・・。」
「・・・ハイ。」
せっかく、お気に入りのプライベートのクルマでルンルン気分でやってき
たというのに・・・
『・・・全てはあの男のせいだ』
日の話である。
少し前に契約した曲がった友情を持つ男たちの駐車場がなかったので、
徒歩1分ほどにある某分譲マンションの空いている駐車場を紹介していた。
その契約書に記入・捺印したものを預かったものと駐車場の契約に必要な
金銭を持って今度は管理会社へ持って行こうと電話をして30分後に伺う
アポまで取っていた。
休日出勤ということもあり、いつもの会社のロゴが入っているクルマ
(・・・と言っても個人の所有)ではなく、プライベート用のクルマで
その会社へ行った。
予定通り30分後にその会社の前に到着。そのビルの入り口付近に
「御用がある方以外は駐車しないでください」
と書いてあったので、
『御用があるからきましたよ』
と思いながら駐車して、その会社がある階へ向かった。
担当の方宛に伺うと事務所の中に通され、担当の方のする横にある
ちょっとした応接用のソファーがあったので、そこに座って待っていた。
彼は何か書いていた。
・・・5分過ぎ。
・・・10分過ぎ。
・・・20分過ぎ。
もう我慢できんと思い、
「あの~まだかかりそうですか?」
「あぁ分かりました。」
『なんじゃ、分かりましたって。こっちはずっと待っていたのに・・・。』
「契約書とお金をお持ちしました。」
と、彼に手渡すといまさら領収書を書き始めた。
『アポ取った時点で用意すべきだろ!!』
心の中で思いきり叫んだ。
しかも領収書一つ用意するのにまた5分くらいかかった。
結局、10分ほどで終わりそうなことを40分ほどかけられてしまった。
そして、帰ろうとビルの玄関前に行くと・・・。
おまわりさんがいた。
「これ、あなたのクルマですか?」
「そ、そうです。」
「駐車違反だから・・・。」
「・・・ハイ。」
せっかく、お気に入りのプライベートのクルマでルンルン気分でやってき
たというのに・・・
『・・・全てはあの男のせいだ』