空き部屋の情報を知らせない家主様 | フシギ不動産日記

空き部屋の情報を知らせない家主様

管理物件として管理会社と家主様と契約している物件は、当然のことな

 

がら現在その物件の何部屋が空き部屋で、どの部屋が退去予定かどう

 

かという情報が入ってくる。当然のことながら、その情報は管理会社で

 

データベース化され、その情報は各斡旋係の物件台帳に反映される。

 

・・・・・

 

秋から冬にかけての時期だったと思う。しばらく斡旋していない1Rの物件

 

をお客様へ紹介することになった。退去予定日が前月末になっていたし、

 

退去予定日から1週間以上経っていたので、支店にある鍵を取ってすぐに

 

出発した。

 

物件へは支店から10分もかからないくらいで到着。部屋は3階の階段を上

 

がったすぐの部屋だった。

 

「こちらの部屋になります」

 

鍵を差込み、ドアを開けてみたところ・・・。

 

 

 

「あれ・・・」

 

 

 

「あれれ・・・」

 

 

どう見ても生活感のある風景。灯油のポリタンクが置いてあったり、

 

玄関マットが敷いてあったりと入居中だった。

 

「もしかしたら・・・。この部屋についてはちょっと待っていただけますか?

確認してから連絡差し上げます。」

 

お客様に苦しい説明をしてどうにかその場をしのいだ(?)

 

そして、支店に戻ってすぐに管理係へ電話した。

 

・・・・

 

それから30分ほど経ったときに管理係から

 

 

 

「○イブルが直接家主さんに連絡して部屋を決めていたらしい。」

 

 

 

そもそも管理物件に対して直接家主様へ連絡する○イブルも○イブル

 

で許されない行為だが、それを管理会社へ連絡しない家主様も困った

 

チャンだ。

 

そんなことされると管理物件の物件台帳の意味がなくなるので、

 

家主様は管理会社以外のところから話が来たときは管理会社を通す

 

ようにしてください。