止めるに止められないクレーム
前にもお話したが、私が住んでいた物件は当然のことながら管理物件である。
だから場合によってはクレーム対応をする部署ではなくてもクレーム処理をしなければならないこともある。
ある日のことである。同じ物件に住んでいる私が斡旋した女の子からこんなクレームがあがってきた。
「夜中になると下の部屋のオーディオの音がうるさい」
入居者は某国立大学生を中心に、18才から20歳がほとんどで、間取りは1Kで60戸くらいあるマンションだけにそのオーディオのうるささというのは両隣の部屋は当然上だけでなく、斜め上の部屋や向かいの部屋など影響があるのだ。
ん・・・?待てよ。そんな若い人がたくさん居るってことは・・・。
それって・・・、それだよ。それそれ。
でも、音量を上げたくなるのもわからないでもないんだけど、夜中って言うのは・・・・
う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん。
でも、一応管理会社として対応しなければいけないし・・・。
名刺に
「周りの方のご迷惑になりますので、夜中にオーディオの音量を上げるはお控えください。」
と書いて、翌日その部屋のドアの新聞受けのところに差し込んでおいた。
それからしばらくして再度同じクレームが来た。
とりあえず、クレームを言ってきた女の子に名刺を渡して、
「コレに周りの方のご迷惑になりますので、夜中にオーディオの音量を上げるはお控えください。」
って書いてくださいとお願いした。
それからさすがに音量が下がった(か場所を変えたか)らしくクレームは無くなった。
正直、こういうクレームはツライ